給湯器のエラーコードの意味について
給湯器のリモコンに表示されるエラーコードには意味があります。最近のエラーコードは3桁表示が一般的になっていますが、1桁目、2桁目、3桁目でそれぞれ意味があります。
■一般的には一番左側の数字は、「お知らせ」、「センサーが異常を検出」、「センサーの故障」、「駆動系制御部品の作動異常」、「電気的通信トラブル」、「長期使用製品点検制度の点検時期のお知らせ」、「能力異常」などを意味します。
ちなみに
「0」の場合は、お知らせ
「1」、「2」の場合は、センサーが異常を検出
「3」、「4」の場合は、センサーの故障
「5」、「6」の場合は、駆動系制御部品の作動異常
「7」の場合は、電気的通信トラブル
「8」の場合は、長期使用製品点検制度の点検時期のお知らせ(故障ではありません)
「9」の場合は、能力異常
の意味になります。
■真ん中の数字は、不具合の部位や状態を示します。
■一番右側の数字は、エラー箇所を表しています(0:共通 1:給湯 2:追いだき 3:暖房)
例えば、
「032」は、浴槽の排水栓の閉め忘れ
「043」は、暖房系統の水不足
「111」は、給湯の点火不良
「112」は、追いだきの点火不良
「121」は、給湯の失火
「122」は、追いだきの失火
「131」は、給湯のCOセンサー作動
「141」は、給湯の過熱防止装置作動
「161」は、給湯の出湯温度異常(高温検知)
「162」は、追いだきの出湯温度異常(高温検知)
「173」は、暖房回路漏水検知
「252」は、ふろ水流スイッチ異常
「290」は、ドレン中和器異常
「432」は、水位センサー異常
「543」は、暖房回路漏水検知
「562」は、湯はり電磁弁異常
「610」は、燃焼ファン異常
「632」は、ふろ循環ポンプ異常
「888」は、点検のお知らせ
「901」は、給湯の燃焼異常
「991」は、給湯の燃焼異常(機器停止)
といった感じになります。
上記を参考に不具合の内容をご確認いただければと思います。
※メーカーによって、表示が異なることがあります。