電気は実は「環境」にやさしくない!?

現在、地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)の排出量の抑制が求められています。一般には、ガスや石油は燃焼によりCO2を多く排出し、電気はCO2排出が少ないと思われています。また電力会社も電気はクリーンなエネルギーであると主張していますが、本当にそうでしょうか?

環境のことを考えるなら、そのエネルギーを取り巻く流れ全体を見る必要があります。 確かに、各家庭で使用するときには、電気はCO2を排出しません。しかし、現在、日本の電力の61%をまかなっている火力発電所(東京電力では約76%が火力発電)で電気を作り出すときには、大量のCO2が排出されています。ガスや電気が生み出され、家庭で使われるまでの排出量をトータルすると、じつは電気はガスの1.4倍以上のCO2を大気中に放出しているのです。 また、電力は貯蔵しておくことができません。加えて、発電や送電時にロスが生まれ、実際に使用できる電力は発電されたうちのたった38%というのが現状です。

今後、普及が見込まれる家庭用燃料電池は、送電ロスも少なく、発電時の排熱をお湯に変換することの出来る効率の良い新世代の機器として期待されています。
湯ドクターでは燃料電池の普及にも努めていきたいと考えています。

IHコンロは本当に便利!? 安全!? おいしい!?

最近、「IHコンロ(電気クッキングヒーター)」が、テレビやラジオでさかんに宣伝されています。
確かに掃除がしやすく、デザイン面で優れている商品もありますが、コンロの本来の役目を考えた場合、何といっても一番大切なのは「料理がおいしく作れるか」ということではないでしょうか?
料理のおいしさの決め手となる火力の点で比較するとIHコンロは、一口2.0kWほど。ガスはその2.33倍の4.65kWあります。強力な炎と上昇気流でサッと仕上げる炒め物、両面焼きの香ばしい魚、鍋を浮かせて調理するチャーハンなどは、すべてガスコンロの得意技!IHコンロはガスコンロと違い、過熱時に上昇気流が発生しないため、換気扇を専用の仕様にしないとコンロの上は掃除がしやすくても、そのまわりは油でベトベトになってしまいます。
また、IHコンロは強い電磁波を出すため、健康に影響を及ぼすことも懸念されています。